辛い就活から脱出!就職試験に合格できる自己分析法教えます

50社もエントリーしたのに、全然審査に通過しない!なんで?

Q.就活を初めて半年が経ちます。大学の就活説明会なんかでは、とにかくエントリーシートを沢山送れというようなことを言われ、張り切って50社も希望しました。とにかく仕事に就ければいいという気持ちですので、業界や職種を選んでいるわけでもありません。しかし、未だに1社からも返事が来ず…ちゃんと届いたのでしょうか?全て不合格になっているとすれば、何が悪かったのでしょう。

A.50社適当に送るより、10社丁寧に送った方がよい結果が得られる。

昨今の就職活動において問題視されているのが、大量にエントリーしすぎたことによるESの質の低下。中にはそれぞれの企業の傾向に合わせず、エントリーすることに意義があると博打のような気持ちで志望動機のみを変更したESを100社以上に送る人もいます。しかし、これはあまり効果的ではありません。大きな企業になればなるほど、試験の第一歩であるESは重要視されます。どれ程印象的なESを書けるかがカギとなりますから、そう考えればESは単なる自分の紹介文書ではなく、履歴書と同じものだと分かるでしょう。

ですから、数打てば当たる、という考えではなく、本当に入社したいと思う企業を厳選し、それぞれに心を込めて記入する方がより合格に近付くことができるのです。選ばなければ就職先はある、というのは単に「周囲に流されず、自分のレベルに相応のところを選ぶべき」ということであって、適当に多くの企業を志望すべきだということではありません。

記入の際の注意事項として挙げられる最たるものは「企業側に分かりやすく書く」ということ。一見抽象的にも思えますが、例えば「人柄を教えて下さい」という欄に「協調性があります」のみを書くのではなく「学生時代の○○という経験から、協調性には自信があります」など、具体的なエピソードを提示するとか、志望動機は「まず、私は~」と自分の説明から入らず「御社の○○に惹かれました」と結論から述べるとか、そういった些細な心配り、テクニックを指します。ESは大抵パソコンで入力しますから、パッと見は皆同じもの。レイアウトも工夫し、少しでも目に留まるよう、見やすいESを目指しましょう。