辛い就活から脱出!就職試験に合格できる自己分析法教えます

趣味や特技って特別にないんだけど、書かなきゃダメなの?

Q.自分でも結構無気力に生きてきたと思っています、大学4年生です。もう半年ほど就活を続けているのですが、未だに1社からも内定は頂いていません。履歴書を見ながらいつも思うのですが、趣味や特技ってあるのが普通なんですか?どうせ受けがいいのはいかにも明るい人間だと思われそうな奴でしょ?これまで何一つ熱心になったものがないので、常に空欄にしているんですけど、必要でしょうか?

A.他のどこにもあなたという人間を伝えられる部分がなければ、空欄はNGです。

就活の際の履歴書は未だ手書きを希望するところが多いですし、一発書きですから何かと面倒ですよね。氏名や経歴を間違えずに書けたところで満足してしまって、あとはもう絶対にミスをしたくない、出来る限り記入したくない、なんて思うこともありますが、基本的に空欄は作ってはいけません。これは世代や人柄にもよりますが、採用担当者の中には空欄があるだけで「礼儀知らずだ」と落としてしまう方もいます。

趣味や特技があるのが「普通」というわけでは決してありませんが、いかに無気力だからといって本当に何も愛さず、何にも夢中にならず生きてきたのでしょうか?履歴書に書けるような趣味、などと気張る必要はありません。読書でも音楽鑑賞でも、些細なことでよいのです。あるいは「大食い」や「笑顔」などと書いて笑いを誘うのも一つのテクニック。何も楽器とかダンスとか演劇とかスポーツとか、芸能オーディションで注目されそうな趣味や特技を書けと言われているわけではないのですから。

しかし、就活は縁だというのも確かな話で、空欄があっても逆に面白いと思われる可能性もあります。型に嵌まっていなさそう、こういう人間の背中を叩いてやりたい、と考える採用担当者もいるのです。ただ、それはあくまでも趣味や特技を空欄にしていても、志望動機をはじめとした別の欄で「面白み」が感じられた場合のみ。他はまるで平凡なのに空欄が目立つ、というのはどちらにしてもやる気がないと思われがちですから、余程自分に自信があるというわけでないのならやめておきましょう。