文学部って就職に不利なの?経済学部か法学部の方がいい?

Q.文学部に通っています、大学3年生です。そろそろ就活が始まりますが、ゼミの教授から「うちの学部を選んでくれたのは嬉しいけど、就職には不利だから卒論さえ書ければゼミの時間は就活を優先していいよ」と言われました。確かに私は文学部の中でも、法学科や経済学科、英文学科と違って実務には役立たなそうな日本文学科。好きで入った学科ですが、今までの勉強が何の役にも立たないのだと思うと切なくて…私の選択は間違っていたのでしょうか?

A.せっかく希望の学部に入ったのなら、活かさなければ勿体ない!

大学への進学率が上がると共に「高校を卒業したら進学するもの」という意識が浸透し、特別にやりたいこともないけれどとりあえず進学する、という若者が急増しています。大学というのは本来自主的に勉学を行う場であるため、比較的得意だから、と大学進学を最終目的にして学部を選んでしまうと、就職の際に何のために学んだのか分からず、活かす術もなく困り果ててしまうのです。

しかし、質問者様の場合はせっかくやりたい勉強をしたくて大学に進んだのですから、悲観せずまずは出版社や書店、国語教員や司書、学芸員など、勉強を活かせる道を志してみてはいかがでしょうか?大学院を志望し、学びを重ねて研究者を目指すという道もあります。他にも広告代理店に印刷会社と、選択肢はそう少ないものではありません。また、これらの業界に入らなくとも、本や日本文学といった世界に携わる方法は幾らでもあります。何年間も勉強したことを無駄にしないよう、自分の生きがいとなる仕事に就けることを願って頑張って下さいね。