辛い就活から脱出!就職試験に合格できる自己分析法教えます

長所と短所が知りたいって…短所はない方がいいんでしょ?

Q.就活を始めてからというもの、自分の至らなさに日々気分が沈んでゆくばかりです。気は弱いし、口は上手くないし、気は利かないし…短所ばかりが頭の中に巡ります。よく履歴書の記入欄に「長所と短所を教えて下さい」ってあるじゃないですか。でも、本当は長所しか必要ないんでしょう?短所ばかり挙げられたところでダメな人間だと思われるだけだろうし、でも長所はなかなか出てこないし、悩んでいます。

A.「人間は完璧ではない」ことは、採用側も分かっているはず。

就職活動のため自己分析を始めると、謙虚な方は自分の短所ばかりが目に付いて軽くうつ状態になってしまうことがあります。履歴書やエントリーシートでは長所や短所を尋ねられるし、書かねばならないと思うとどんどん気分が沈んでゆくのも道理ですね。ですが、
人間には良い部分もあれば悪い部分もあるということは、基本的に採用担当者も分かっています。長所と短所は実は表裏一体の関係にあり、裏を返せば長所も短所となり得るからです。

例えばあなたが「自己中心的だ」と自分では感じていたとします。ですがこれを良く言えば「意志を曲げない強さがある」と言えますね。逆に「自己主張が弱い」のであれば「周囲の空気を読んで行動することができる」と表せます。人道に悖るような人格でさえなければ、大抵の特徴は長所にも短所にもなるのです。ですが、あなたの言うように短所の方が目立ってしまっては折角の魅力も半減してしまいますから、短所の記入欄には必ず最後に「~が、今後○○していけるよう心がけたいと思います」「○○であることを課題としています」など、改善する意志があることを述べましょう。